2021-07-01から1日間の記事一覧

かいけいがく vol.46 - ストック・オプション Part.3 -

(vol.45から続く) 権利確定日後 企業会計基準第8号「ストック・オプション等に関する会計基準」 8. ストック・オプションが権利行使され、これに対して新株を発行した場合には、新株予約権として計上した額(第 4 項)のうち、当該権利行使に対応する部分…

かいけいがく vol.45 - ストック・オプション Part.2 -

(vol.44から続く) 権利確定日前 企業会計基準第8号 「ストック・オプション等に関する会計基準」 4. ストック・オプションを付与し、これに応じて企業が従業員等から取得するサービスは、その取得に応じて費用として計上し、対応する金額を、ストック・オ…

かいけいがく vol.44 - ストック・オプション Part.1 -

(vol.43から続く) 前回は概念フレームワークについての説明でした。 かなりわかりづらい内容でしたが、会計について頭の中を整理するには 丁度いいと思いますので、必要に応じて読んでみてください。 さて、今回はストック・オプションについてです。 よく…

かいけいがく vol.43 - 概念フレームワーク Part.4 -

(vol.42から続く) 最後に財務諸表における認識と測定についてです。 1. 財務諸表における認識とは、構成要素を財務諸表の本体に計上することをいう。2. 財務諸表における測定とは、財務諸表に計上される諸項目に貨幣額を割り当てることをいう。 定義を満た…

かいけいがく vol.42 - 概念フレームワーク Part.3 -

(vol.41から続く) 前回までは財務報告の目的、そして会計情報が備えるべき特性についてでした。 今回は財務諸表の構成要素についてみていきます。 財務諸表には財務報告の目的を達成することが求められており、 構成要素はその役割を果たすことになります…

かいけいがく vol.41 - 概念フレームワーク Part.2 -

(vol.40から続く) 会計についての基本的な考えを定めてから、それに基づいて会計基準の設定をすれば、 整合性のある会計基準の設定ができそうです。 このアプローチを演繹的アプローチと呼びます。 そしてこの方法を採用する際の元になるのが概念フレーム…

かいけいがく vol.40 - 概念フレームワーク Part.1 -

(vol.39から続く) 今回は概念フレームワークについて解説します。 いきなりマッチョなワードが出てきましたが、こちらを学ぶことで、 今までみてきたことの理解に役立つかと思います。 内容がかなり抽象的で難解ですが、できる限り噛み砕いて解説していき…

かいけいがく vol.39 - 純資産 Part.3 -

(vol.38から続く) 純資産について、最後に自己株式をみてみましょう。 財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則 第8条23項 23 この規則において、「自己株式」とは、財務諸表提出会社が保有する財務諸表提出会社の株式をいう。 自己株式は発行…

ことばの5つの使い方/よむ、きく、はなす、かく、かんがえる

昔、英語の文型には5つのパターンがあると教えられました。 1.SV 2.SVC 3.SVO 4.SVOO 5.SVOC (S:主語、V:動詞、C:補語、O:目的語) 非常に簡潔に整理できるんだな、そんな風に妙に感心した記憶があります。 言葉も使い分けとして5つのパタ…