2021-07-06から1日間の記事一覧
(vol.60から続く) 繰延税金資産の回収可能性の判定について、具体的な数値例で確認します。 例)前提条件は以下の通りである。 ・当期はx0年3月期 ・法定実効税率:30% ・課税所得の見積期間:3年 ・前期以前の情報は考慮しない ・賞与引当金は発生の翌…
(vol.59から続く) 今回からは、繰延税金資産の回収可能性の具体的な手順をみていきましょう。 まずはルールを確認します。 企業会計基準適用指針第26号「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」 11. 第 6 項に従って繰延税金資産の回収可能性を判断す…
(vol.3から続く) ここで監査を行うにあたっての行為基準(GAAS)について説明します。 公認会計士又は監査法人がどのようなルールに沿っているのかがわかると、 コミュニケーションする時もスムーズなはずです。 一般に公正妥当と認められる監査の基準(GA…
最近、ニュースなどでシェアリングエコノミーという言葉を よく聞くという方も多いかと思います。 遊休資産を有効活用するといった意味合いで、モノ・サービスを有している貸し手が、それを必要とする借り手との間で、モノ・サービスをやり取りします。 貸し…
(vol.58から続く) さて、前回は簡単な設例を用いて実際の税効果会計の処理を確認しました。 設例では繰延税金資産の回収可能性は考慮しませんでしたが、実際は一時差異等の内、回収が見込まれないものについては、繰延税金資産を計上しません。 企業会計審…
『無知』出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2021年3月30日 (火) 11:13 UTC https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E7%9F%A5 無知の知「en:I know that I know nothing」も参照他人の無知を指摘することは簡単であるが、言うま…
(vol.57から続く) ここで設例を用いて実際の会計処理を確認しましょう! 例)前提条件は以下の通りとする。 ・A社は3月決算とする。 ・前記以前の税務申告書の調整項目は考慮しない。 ・法定実効税率は30%とする。 ・繰延税金資産は全額回収可能性がある…