GoogleAppsScriptを使ってGoogleDriveに複数のGoogleSpreadSheetファイルを作成する

複数のGoogleSpreadSheetファイル(以下、スプレッドシート)を作成する場合、手入力する場合には、

 

「新規」ボタン → 「スプレッドシート」を選択 →ファイル名称を入力

 

といった手順を踏む必要があります。

 

フォルダを複数個作成する場合と同様に、作成するファイルの数が多くなるほど、手入力する時間はかかりますし、ミスも多くなるかと思います。

 

そこで、GoogleAppsScriptを使って、所定のフォルダに定められた名称のファイルを複数作成する作業を自動化してます。

 

手順は以下のとおりです。

1.マイドライブにスクリプト作成のためのGoogleスプレッドシートを作成します。

(ファイル名称は「SampleSheet」とします。)

 

2.「ツール」→「スクリプトエディタ」からスクリプトを記述するための画面が開きます。

(プロジェクト名は「SampleScript」とします。)

 

3.以下のコードを記述します。

function myfunction() {
 
for(let i = 0 ; i < 10 ; i++){
 
//作成するファイル名称は「ABC2203_売上データ_No.」とします。
//スプレッドシートファイルを新規に作成後、IDを取得して、fileオブジェクトを作成します。
const ss = SpreadsheetApp.create("ABC2203_売上データ_"+i).getId();
const file = DriveApp.getFileById(ss);
 
//○○箇所はフォルダIDを入力してください。*1このフォルダの直下に作成します。
const des = DriveApp.getFolderById("○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○");
file.moveTo(des);
}
}
 
*1 フォルダIDは以下の箇所(○○○)を入力してください。
 
 
4.「実行」ボタンを押します。
 
以上で完了となります。
 
指定のフォルダ下に、指定のファイル名称でスプレッドシートが複数ファイル、作成されています。
 

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