映画『夜は短し歩けよ乙女』監督:湯浅政明、原作:森見登美彦
「あんた、一期一会という言葉を知っているか。それが偶然のすれ違いになるか、それとも運命の出逢いになるか、すべては己にかかっている。俺と彼女の偶然のすれ違いは、運命の出逢いになる前にむなしく潰えた。『思えばあれがきっかけだった』と、いつの日か彼女と一緒に思い返す特権を、俺はむざむざ失ったのだ。それというのも、俺に機会を掴む才覚も度胸もなかったからだ!」
-『夜は短し歩けよ乙女』(角川文庫)より
「忙しいって言う人間ほど閑なものだ。閑であることに罪悪感を抱くから、やたら忙しいと吹聴したがるんだ。」
-『夜は短し歩けよ乙女』(角川文庫)より
「若人よ、自分にとっての幸せとはなにか、それを問うことこそが前向きな悩み方だ。そしてそれをつねに問い続けるのさえ忘れなければ、人生は有意義なものになる」
-『夜は短し歩けよ乙女』(角川文庫)より
素晴らしい名作です(●´ϖ`●)
原作は森見登美彦氏の同名の小説『夜は短し歩けよ乙女』ですが、躍動感溢れるキャラクター達が鮮やかに描かれています。
先斗町、古本市、学園祭・・・
それぞれの場面で個性的な登場人物たちが躍動します。
本作を上手く形容できないのが無念です。
原作も素晴らしければ、本作も素晴らしい。
そして表現する言葉に乏しいのが悲しい(´;ω;`)