目的遂行のための必要な投下資本

何らかの目的を設定して、達成に必要な要素を考えると多くの要素が必要な場合もあるし、それほど必要なものはない場合もあります。

 

いくつか例をあげてみましょう。

 

例1)野球をする場合

まずは自分のチーム、相手チームそれぞれ9人、そして審判は必要です。道具として、グローブ、スパイク、ユニフォーム、ボール、バット、キャッチャーであればマスクやプロテクターが必要です。そして何より、球場がなければなりません。

 

例2)車をつくる場合

まず構成する膨大な数の部品は必要です。加えて組み立てるための機械設備、作業を行う工員が必要になります。それをカバーするためには多額の資金が必要でしょう。

 

目的とするところによって、必要となってくるものは違ってきます。あれもこれも必要だ!、と思ったけれど、よくよく考えるとそれはマストな要因ではないということは結構、ある気がします。

 

最近、リモートワークが推奨されていますが、会社に行かなくても、スマートフォンとPCがあれば仕事が完了する(物理的には)、ということはオフィスは決して必要ではないということでしょう。

 

身体が物理的に存在する以上は、どこかの作業するところは必要だということですが、それは自宅、オフィス、カフェ、海辺、山奥、飛行機や新幹線の席、などなど、どこでも通信環境が整っていれば、問題ないということでしょう。

 

つまり、そういった働き方をする労働者にとっては、PCもしくはスマートフォンが必須であり、その他の要素は”あったらいいね!”くらいの要因といえるでしょう。もちろん、効率性を考えた場合、その他の要素も有ったほうがいいのでしょうが、絶対かと言われればそうでもない、それくらい必要な要素は少なく、更にこれらの道具も安価で使いやすいものになっています。

 

私は素晴らしいと思いますが、みなさんは如何でしょうか?