わかりやすく話すことはとても難しい(´;ω;`)
言葉の使い方として読む、聞く、書く、そして話すという側面があります。
上手く使うことは、どれもとても難しいです。
ここでは話すことを取り上げてみましょう。
話すことの目的は、相手に必要な事項を伝えることです。
事務的なことから、自分の考えや思いを伝達するために言葉を使うのが、
話すという行為です。
でも、不思議なもので自分と相手の双方ともに自分の考えを主張している場合でも、
相手に伝えわらずに、議論が空中戦の様相を呈して、実りのないコミュニケーションとなってしまっている、お互いが相手の不明瞭な説明を聞いてイライラしてしまうなどの結果に終わってしまうことも少なくないのではないでしょうか?
伝えることを整理して、相手に伝わる言葉で話すことは結構、難しいのではないでしょうか?
さらに言えば、相手にこちらのことを理解する気がなければどうしようもないですから、まずは注意を向けることに気をつけることになるかもしれません。
また、あまりにわかりやすさを意識するあまりに丁寧過ぎる表現になってしまうこともあるかもしれません。これでは相手が趣旨を捉えるのに困ります。
(私は結構、そうだったりします。)
阿吽の呼吸、以心伝心といいますが、多様な生き方をして多様な経験を積んでいる、
自分とは全く異なる背景を抱える人達を包含する社会に生きなければならないかもしれない、少なくとも、現代に生きる若い世代はその可能性が十分にありえます。
そうなった時に、伝えなければいけないことは何なのか?、合意しなければいけないことはなんなのか?、どのような表現が適切なのか?、といった事柄に注意を向ける必要があるでしょう。
社会と関わるということは人と関わるということです。
どうしたらいいのかは常に考えて、最適だとかんがられることを実践することが求められる。それを楽しいと感じるのか、辛いことだと感じるのかは人それぞれでしょうが、実際の問題として、対応することが求められるのは間違いありません。