どこまでを整理して置いておくのか?、どこからを参照対象とするのか?

情報過多の時代と言われて久しいですが、どこまでを知っている必要があるのか、

どこまでを頭の中に知識として整理整頓して置いておくのかについては、

あまり考えられていないようにも思います。

 

いらないことは自然と忘れるのはそのとおりで、自分にとって知っている必要の無いことは勝手に頭が掃除してくれます。逆に、普段必要なことは自然と知っているはずです。

 

そうでないこと、つまり頻度としてそれほど高くないが、いざという時に必要になる知識もあるでしょう。そういったことは、必要な時にどうすれば解決できるかについて知っていることがまず重要です。

 

衣類なら衣替えがあります。

春になれば冬服はしまい、春に適した服装をタンスにストックしておきます。

 

知識も同様で、自分が置かれた状況に応じて必要な知識を整えておく必要があるでしょう。それが意識的に行う場合もありますし、自然とそうなっていく場合もあるかと思います。

 

普段の生活で必要なことはそれほど多くはないように思います。

仕事で必要な知識が膨大になることはあるかもしれませんが、現代に生きる我々はインターネットという外部記憶を利用できます。あとは使いこなすスキルが求められるわけですが、その手法を磨いていけば大抵のことは解決できる範囲のことかもしれません。

 

まさに、自分の頭が外に拡張されているような感覚ですね。

でも面白いもので、知っていることの格差はすぐに埋まるはずなのに、

パフォーマンスに人によって大きな格差が生まれます。

 

我々が着目すべきところは、この部分であり、どうやったら時代に適した対応が、

よりよい生き方ができるのかを考えることなのかもしれません。