それでも”読む”ことは有用だといえると思う

頭の中は、本の山 永遠に読み続ける 悟ることなく

-ポープ『愚人列伝』第三章 、194

 

読書は自分で考えることの代わりにしかならない。自分の思索の手綱を他人にゆだねることだ

-ショーペンハウアー『読書について』 

 

読むことの重要性は多くの人が強調している。

でも読むことの悪影響について語っているのは、

ショーペンハウアーが初めてだったかもしれない。

 

一方でこんな言葉もある。

 

私がかなたを見渡せたのだとしたら、それは巨人の肩の上に乗っていたからです。

If I have seen further it is by standing on the sholders of Giants. 

- アイザック・ニュートン

 

過去の知見を生かしてその上に知識を足していく。

非常に前向きな意見である。

 

自分で考えてみる

→足りない。別の立場からの意見も聞いてみたい

→それらを考える参考にしたい

 

順序や方法の問題であり、よるべき自分の考えがあるからこそ、

他の意見を参考にするということなのだろう。

 

多分だけど(-_-)