どのように帳簿の体系<大枠&細部>を設計するのか?
帳簿と一口にいってもその範囲は様々です。
一般的な体系としては次のような枠組みになるでしょう。
(イメージ)
帳簿 - 主要簿 - 仕訳帳
- 総勘定元帳
- 補助簿 - 補助記入帳 - 現金出納帳
・・・
- 補助元帳 - 得意先元帳
・・・
もちろん会社によって体系は違うと思います。
帳簿一式といっても、どこまでの範囲を含めるのかも曖昧なこともあるでしょう。
もしくは、帳簿体系をそれほど意識したことがない場合も多いかもしれません。
しかし、会計を実行するにあたっては、どのように記録するのかを考えることは、
とても大切なことだと考えています。
明瞭であること、簡素であること、拡張性を含んでいること等、どのような要素を求めるのかは担当者によって異なるでしょう。
帳簿もひとつの道具なのですから、上手く”つくって”、適切に運用することは、
組織にとって有益であると考えています。
現代においては会計システムはソフトウェアを利用するのが一般的です。
規格化されたシステムは多くの利用者の利便性を考慮して作られてたものでしょうが、
汎用性を考えることと同時に、個別の会社ごとの事情を考慮して、
チューニングを簡単に行えたらいいのに…そう思うこともあります。