許されることと、そうでないことの違いもわからないとは・・・

世の中、何でも許されるわけではありません。

嫌なことや許せないことは、それぞれの基準であるかと思います。

私は自分の自尊心が傷つけられたり、嫌な思いを抱くようなことを言われたりすることは絶対に許容できませんし、多くの人も同様だと思います。

 

ネット上の誹謗中傷で傷ついてご自身の命を諦めてしまう方もいます。

誹謗中傷したほうは、どういった心境でそういった言葉を相手に言ってしまうのか、わかりませんが、そんな言葉を投げかけてしまう前に考える”間”が大切ではないかと思います。周りのことに脊髄反射して大きな過ちをしてしまうなんて、他の動物と同様かと思います。そして、この場合の失敗は自分だけにとどまらず、周りの人に影響を与えてしまいます。この危うさを認識できていないことは大きな問題です。

 

「後悔しても反省はしない」

「謝れば済むと考えている」

 

そんな教訓めいたことを思うに至りました。

悲しいですが、そういった心ない言動で周りの人にどれほど迷惑を与えるのか、少しは反省することが大切なのですが、恐らく期待は出来ないでしょう。

 

「賢者は歴史に学び、愚者は歴史に学ぶ」

-オットー・フォン・ビスマルク

 

せめて経験に学びたいものですが、懲りない人間は責任をすべて周りにあるとして自らを省みることはありません。切ないですが、今抱くのはそういった思いです。