わかることだけを取り扱う

ニューヨーク大学教授のアラン・ソーカルは科学用語と数式を散りばめた「意味をなさない論文」を学術誌に送ったところ、そのまま掲載されてしまったという事件が俗にソーカル事件と呼ばれるものです。

 

(参考)

ソーカル事件 - Wikipedia

 

学術界だけに限らず、似たようなことがよくある気がします。自分でよく理解出来ていない知識を利用したり、うまく扱えない技術を利用しようとして失敗する場合です。

 

自分で上手く取り扱える範囲、わかる範囲で知識や技術を利用しないと、実際にトラブルを起こすことや恥をかく事になってしまいます。

 

でも、見栄を張って、もしくは自分の評価のために”わかってるふり”をすることは、多くの人がドキッとさせられることではないでしょうか?

 

それは人情かもしれませんが、ソーカル事件が教えるように、「わかることはわかる、わからないこともある」の姿勢を維持したいものですね(´・ω・`)