学ぶほどに、わからないことが次々と増えていく・・・??

みなさんも勉強していくと、わからないことや知らないことが”わかる”ようになった経験はあるかと思います。一つのことを知ると、関連する他の領域もあるのだと認識できて、それについて自分は今まで知らなかった・・・と落胆したり、驚いたり、嬉しくなったりすることはあるでしょう。

 

認知バイアスの一つにダニング=クルーガー効果というものがあるそうです。

ダニング=クルーガー効果 - Wikipedia

 

「能力の低い人は自分の能力を過大評価する」という認知バイアスですが、これは勉強することについても当てはまるかと思います。知らないことがわからない状態では、そもそも知らないことが何かさえわからないので、自分は多くのことを知っていると思いがちです。

 

一方、勉強していくと世の中、知らないことばかりであることを知ることができます。「自分はこんなことも知らなかったのか・・・」、「勉強不足だな。。。」と落ち込んだり、驚いたりと反応は様々でしょうが、知らないということを認識出来ただけでも儲けものです。知らないこともわからないような状態よりも、知らないことがわかっているだけでも優れています。哲学者ソクラテスがいうところの「無知の知」ですね。

 

勉強していると時に自分の知識不足に落胆することもあるかもしれません。ですが、それも「無知の知」と割り切ることで気持ちが楽になるかもしれません。