わかりやすく伝えること ⇄ 厳密性 ?
こちらのブログでは会計や税務に接点がない方々でも、その分野に興味を持ってもらって、自分で調べたり、勉強したりするきっかけになればいいな。そんな思いで書いていますが、わかりやすく説明することは難しいな。。。そのような感想を抱いております。
「わかりやすいこと」と「厳密な説明」はどうしても相容れないように思います。
枝葉末節については削ぎ落とさないと、どうしても複雑であったり難解であったりと、
読んでいる方を辟易させてしまうでしょう。
かと言ってあまりに簡素すぎる説明ですと、細かいところまで伝えられず、
よからぬ誤解を生んでしまうこともあるでしょう。
ですが、”幹”となる部分を伝えて、”枝”の部分は各自で自発的に補っていただくことを期待したいと思います。スッピンの法律や会計基準を並べてみたところで、
「で、何なん??」といったところでしょう。
それは望むところではありません。
これからもできる限り、理解にあたって必要なところは網羅しようと心がけますが、
伝えないほうが”わかりやすい”と判断したところはそれ以外の解説に譲りたいと思います。
結局のところ、学ぶということにおいて、他人が果たす役割というものは極めて限定的であり、やはり自分から学ぶ姿勢をもつこと、手を動かし、足を動かして、知識を求めにいくことが大切だな。そんなふうに思います。
以前に聴いたラジオで、”三蔵法師”玄奘の話は学ぶことが本来はどうであるのかを
教えられた気がしました。
(こちら、面白いのでおすすめです)
ずっと学び続けることは大事でしょうが、ついつい忘れがちであります。
気をつけなければ、あっというまに知識や技術は陳腐化してしまいそうで怖いです。。。