紂王、色に溺れたり?

古代の殷朝の王である紂王は妲己にのめり込んで暴政を行ったと伝わっています。

(本当のところは諸説あるようですが)

 

色に溺れてまともな判断を失ってしまう。

今も昔も同じことを繰り返しているのは人は本質的に変わるものではない、

そのことを示しているとも言えます。

 

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一例に過ぎませんが、色々な原因で正常な判断ができなくなってしまうことは、

あるのかもしれません。本人を擁護する気はありませんが、そうならないための体制を組織的に行っていないというのも残念であり、悲しいことです。

 

”傾国の美女”という言葉もあります。

許されることではないですが、当人を追い込んでしまったことも一つの反省として、

対応策を考慮すべきかもしれません。

 

中国の皇帝は本当に様々な人物がおります。

皇帝が優れていれば国は良く治まり、そうでなければ国が乱れる。

皇帝の性格が国の統治に色濃く反映されるようです。

 

あまりに過激な統治は長期的な繁栄をもたらしません。

かといって、どこまでを許容するのかは難しいものです。

 

盛者必衰ですが、どれだけ権力を、国の平和を維持できるのか、

正しく読み解ければ、現代に通じる示唆が得られるかもしれません。