記憶できないから記録するのに(´;ω;`)!!

暗記中心の詰め込み教育が批判されていますが、当然のことながら頭の中に情報を詰め込んでおくことのメリットもあります。応答が速くなることです。情報をどこかに記録しておいてそれを参照するとします。ネットが使えない場合、どこかのメモ書き、書籍などに記録しておいたことでしょう。まずはどこにあるのかを把握して、それを探しにいくことになります。

 

すぐに見つかればいいですが、そうでない場合は大変です。延々と手当り次第に本をめくることになるかもしれません。想像するとゾッとしますが。

 

この時、自分の頭の中に情報が整理されて引き出すことが出来たらどんなに良いでしょうか。時間の大幅な節約になります。解決方法をすぐに引き出して利用できる。情報を頭の中に置いておいて利用できることのメリットはここにあります。

 

外部記憶装置を利用できない時代は記憶しておくことに大きなメリットがありました。今もそのように評価される場合があります。もちろん、出来ることなら頭の中を参照することで解決できればいいですが、今はネットがあります。スマホやPCが手許にあれば、ググっておしまい、ということも多いかもしれません。

 

情報をどのように現実に当てはめるか?

それが今、とても大切な気がします。

抽象と具体はよく対比されますが、抽象的な情報を具体的な事象に適用する。その巧拙が非常に評価される時代になったように感じます。

 

「知りません」は時としてダメかもしれませんが、「すぐに調べて回答します」といえば印象もいいかもしれません。何でもかんでも知っていることばかりではありません。問題はできないこと、知らないことにどのように対応するのか?

 

今は多くのことが”与えられます”から、あとは”どうするか”にかかっています。

「後でやるから」、「めんどくさいな・・・」、そんな気持ちをひとまず置いて、まずはやってみること、失敗してもどうしたらいいのかを考えられる心構えは常に持っておきたいものです。