目的を達成するために必要なこと

独断と偏見がけっこう含まれますが、目的を達成するために必要な要素は複数ある。それを列挙することは難しいですが、大切なことは以下の3つかと思います。

 

・学ぶ

・考える

・実践する

 

学ぶことですが、周囲の状況に対して有効な対応を図るためには、必要な知見が自身に備わっていなければいけないでしょう。何も知らないのに、何かをすることは難しいのは納得いただけるかと思います。

 

考えることはあらゆる事をどのように進めれば良いのかの展望に必要です。「経験が大切である」と言われますが、経験は過去の事例の対応パターン、参照すべき一つの方法です。環境がそれほど大幅に変わらない場合は有効になることもあるでしょうが、複数の要素が変化しているような場合、過去の事例(経験)を十分な注意を払わずに参照すれば、大火傷をすることは歴史を振り返ると明らかでしょう。

 

実践することは言うまでもないでしょう。とにかくやってみなければわかりません。「石橋を叩いて渡る」も大切ですが、「案ずるより産むが易し」、とにかくあれこれ不安がる前にやってみることが大切だとつくづく思います。

 

以上で述べたことは非常に抽象的なことなので、実際の現象に対応する時は個別具体的な要素も考慮する必要があるでしょうが、大体において上記で述べたようなことが備わっていないと上手くいかない気がします。

 

泰平の眠りを覚ます上喜撰

たった四はいで夜も寝られず

 

元寇のときもそうですが、”外圧”があると強制的に体制の変更を余儀なくされるのは、日本の性質のようです。幕末の頃、旧体制派と新体制派が争いました。敗北した幕府側の原因は何だったのでしょうか?

 

「個々人の考えは合理的でも、集団での意思決定ではオカシな、トンデもアイディアが結論となってしまう。」

「旧来の習慣、方法を変えないことに美徳を見出す。また、合理的であるか否かを問わず、従来の考え方と相容れない考えを主張するものは排除する。」

 

人間がずっと変わっていないとするならば、歴史というものは格好のケーススタディになるでしょう。昔に生きた歴史を考察するのが歴史で、現代に生きている人間を考察するのが社会学、といったところでしょうか?

 

いずれにせよ面白くも有り、恐ろしくもあります(´;ω;`)