付加価値は誰がつける?

先日、友人と話していて気付かされたことがあります。

 

「付加価値は買い手の姿勢でいくらでもつけることができる」

 

一般に付加価値といった場合、売り手側の問題として捉えられます。

(付加価値という言葉は曖昧な感じで使われますが、ここでは相手が喜ぶこと、商品の購入やサービスの提供により効用が増すこととします)

 

何を消費者は求めているのか?

どんなやり方なら、相手が嬉しいと感じるのか?

 

常に売り手の努力の問題として捉えられます。もちろん、それもあるのですが、買い手側の考え次第でも、商品やサービスに付加価値をつけることができるということです。

 

例えば、居酒屋に飲みに行く場合、単に昔話で終わるのではなく、対話の中で何かしらの学びを得ようとする意識があれば、飲食の支払でより多くのものが得られるはずです。

 

意識付けは個人の問題であり、それは日々のあらゆる行動の中に可能性があります。ついつい、惰性で流されがちですが、ちょっと立ち止まって注意すること、違う視点で物事を観察すると面白いかもしれません。