vlogと孤独のグルメはどこが似ているのか?
vlogが人気を集めているようです。
vlogはVideoとBlogを合わせた造語のようです。
つまり、ビデオ形式のブログのことであり、日々の暮らしを文字で綴っていたものを
動画にして配信するものです。
YouTubeで日常の風景を投稿する方を日常系YouTuberといったりするそうです。
料理をつくったり、DIYであったり、普段の暮らしを淡々と投稿します。
日々の暮らしを大切にする、そんな生き方はどこか惹かれるものがあります。
テレビ東京で放映されている『孤独のグルメ』も人気を博しています。
ただひたすらに、ひとりで目の前の食事を楽しむというものですが、
独特のセリフだったり、松重さんがとても美味しそうに食を楽しんでいたりであったり、ついつい引き込まれる方も多いと思います。
体験を共有すること、実際にその場面を楽しんでいるような不思議な感覚があることです。
vlogも孤独のグルメもどちらも極めて個人的なことを取り扱っていますが、どちらも他の誰かと自身の経験を共有することで、その場面を一緒に楽しんでいるような感覚になるかと思います。
飲み会をイメージするとわかりやすいかもしれません。
飲み会ですと、同じ空間を物理的に共有しますが、vlogや孤独のグルメではお店に行って食事を楽しむという体験を非同期で共有することができます。
観ているときは、まるでその場にいるかのような感覚です。
現代だからこそ、実現できることかもしれません。
人間は社会性動物といわれるように、つながりを大切にしますし、誰かと一緒にいることに喜びを見出すものです。
vlogも孤独のグルメも”体験の共有”という同じことがテーマのように思います。