個人事業主・フリーランスに必要な手続き vol.2

５．事業用口座の開設

プライベートで利用している銀行口座とは別の銀行口座を事業用に設けておくことで、確定申告をする際、効率的です。

プライベート口座と事業用口座を一緒にしてしまうと、後で振り返ったときに、「プライベートの支出？、事業で使った支出？」と悩む必要がありません。

普段利用している口座とは別の銀行口座を開設して、事業用の口座に利用しましょう。なお、開業届を提出していれば、屋号名での口座開設ができます。

６．帳簿の作成

日々の事業の良し悪しを把握する目的で、また、年末の確定申告に向けて帳簿を作成する必要があります。確定申告には、白色申告と青色申告の２つがありますが、有利な取り扱いがある青色申告ができるように複式簿記で帳簿を作成しましょう。

（參考）

７．（年末時）確定申告の対応

フリーランスは自分でいくら稼ぎがあったのか（収入）、いくら使ったのか（経費）、そして正味でどれくらいの儲けがあったのか（利益）を自分で計算する必要があります。それを基にして、自分で税金の計算をして申告書を作成して、税金を納付する手続きが確定申告です。

関連する税金については、いくつかありますが、抑えておくべきものとしては所得税と消費税です。こちらは説明すると長くなるので割愛しますが、必要に応じて下記のリンクなどを參考にしてみてください。

（參考）

・かいけい日記

（消費税）

また、最近の制度の変更としてよく取り上げられるものとして、インボイス制度があります。こちらについても下記を参照ください。

（參考）

・かいけい日記

（vol.3へ続く）